2020年7月1日付でBリーグのチェアマンに千葉ジェッツをトップチームへの導いた島田さんが7月よりBリーグのチェアマンに就任したのである。
その島田さんがマニフェストを発表したので、そちらを参考にVリーグ会長のマニフェストを勝手に考えてみた。
①
Bリーグ:ALL BASKETBALL指針の策定・具体化・推進
Vリーグ:新生Vリーグのビジョン浸透、昨年度までの課題の明確化、具体的施策の実施
新生Vリーグも今年で3年目になります。
当時掲げていたビジョンと2年間の実情の乖離を明確化し、今年度重点的に行う施策を明確化します。
②
Bリーグ:バスケットLIVEの視聴者を急拡大させる
Vリーグ:ネット配信のV.tvの視聴者をを拡大させる。
コロナの影響もあり、例年通り体育館にお越し頂くことが難しくなる可能性があります。
そんな中でも皆様にバレーボールを手軽にお届けできるような体制、システム整備を行います。
様々な事情で機構のとしての対応が難しいと判断される場合には各チームによる独自の配信を許可し、一人でも多くの方にバレーボールをお見せします。
③
Bリーグ:協賛金のプラス成長
Vリーグ:協賛金のプラス成長
コロナによってスポンサー各社の業績が厳しくなる可能性がありますが、既存スポンサー以外への営業も行い、プラス成長を目指します。
④
Bリーグ:全試合日程の催行
Vリーグ:全試合日程の催行
コロナにより例年通りの試合が行えるか見通しが立たない状況ではありますが、全試合開催すべく、色んなケースを想定した事前準備を行い、選手、ファン、関係者の皆様が安心して試合に臨めるように致します。
また緊急事態宣言再発令など、やむを得ず中止せざるを得ない場合に備え順位決定の方法などを予め決定いたします。
⑤
Bリーグ:破綻クラブ “0”
Vリーグ:破綻及び撤退クラブ”0”
コロナにより各チームが経営上大きな影響を受けていることが推測されます。
また企業チームにおいても経営コストの見直し等が予想され、スポーツチーム保有からの撤退も選択肢にあがる可能性があります。
チームが存続できるように各チームへの全面的なサポート、連携を実施致します。
⑥
Bリーグ:配分金以外の支援
Vリーグ:会員費削減
各クラブにおいては毎期一定の会費をVリーグ機構に納めていただいておりますが、そちらの会費の削減を実施し、クラブ運営上の負担を軽減します。
⑦
Bリーグ:クラブトップセールス支援
Vリーグ:チーム横連携支援
各チームにおいて創意工夫をされて、様々な広報活動を行っていただいておりますが、更に他チームと連携したいこともあろうかと思います。
その際には機構が積極的に関与し、各チーム間で連携できるようにいたします。
⑧
Bリーグ:各グループのKGI / KPIの達成
Vリーグ:各KPIの達成
V機構として様々なKPIを掲げております。
こちらのKPIを職員が達成できるようリーダーとして最大限支援します。
⑨
Bリーグ:経費削減
Vリーグ:経費削減
コロナにより経営が厳しくなるのはV機構も同様です。
ドラスティックな経費削減を実施します。各チームとともに今年は耐える年にします。
⑩
Bリーグ:風土改革・強化(ベンチャーイズム、チャレンジ)
Vリーグ:風土改革・強化(ベンチャーイズム、チャレンジ)
過去のオリンピックで金メダルをとったことが未だに脳裏に残り、ミュンヘンオリンピックの時を引き合いに出してしまうときがあります。
時代は刻一刻と流れており、いつまでも過去の栄光にすがっていては日本バレー界に進歩が見られないことから「脱・ミュンヘン」を宣言します。
今までの歴史は守りつつも新たな時代をつくるために様々なチャレンジを実施します。
PDCAサイクルの中でもDを意識し、まずはやってみなはれ、そんな風土を醸成します。
本当に勝手に書いてみたので、実情とあっていないところがあってもご容赦頂きたい。
リーグ開始まで100日を切っており、徐々に盛り上げていけない状況の一方で、コロナは日々深刻な方向に進んでいる。
良きせぬ事象も多く発生するだろうが、V機構としての意思を都度丁寧に説明してほしい。
そしてこのような状況だからこそ、ワクワクするような方針の打ち出し、仕掛けに期待したい。