もともと雑誌はあまり買わなかったのですが、月刊バレーボールだけは唯一買っていました。
それもいつのまにか買わなくなってしまいましたが、母校が春高で優勝した先日久しぶりに購入しました。
インターネットで既に知っている情報が多かったからか新鮮味に欠けた印象が強かったのです。
じゃあ自分が編集者ならどうするかなぁという目線で考えてみます。
現在の内容
誌面を飾ってるのは以下のような内容でしょうか。
a.全日本を中心とした日本トップレベルに関する記事。インタビューが多め。
b.春高やインカレなどの学生バレーの記事
c.Vリーグに関する情報
d.その他大会結果
e.Vリーグ所属チームの特集
f.トップ選手のプレーを連続写真で解説
g.学生チーム訪問。練習方法紹介。
言わずとがなですが、インターネットの普及により、試合の動画や結果はリアルタイムに見る、知ることができるようになってきました。
その結果誌面でしか読めないようなインタビュー記事が近年増えてきています。
またワールドカップバレー以降、全日本を中心としたファンが増えたため、その読者向けのページが増えました。
そのこと自体は悪くないですが、学生のように今現在競技としてバレーボールに携わっている人たち向けに上達するためのヒントをもっと提供して欲しいです。
(自分がそっち側だったというのが主な理由ですが。)
指導者がいないやバレーの経験のない顧問のようなチームも多く存在します。
そのようなチームの学生に向けて是非とも月バレの取材力を生かしてほしいです。
企画案
今までの月バレをこえるためには誌面の中に留まらない発想が必要です。
わかりやすく情報発信していくためにはやはり動画との連動が不可欠です。
但し、YouTubeのような無料動画ではなく購入者だけが見れるような設定でも構いません。(QRコードなど)
練習内容
どうやったら上手くなるのかという究極の問いに対して答えていくために全国常連の強豪校メニューを紹介してほしいです。
今も誌面上で取り扱っていますが正直伝わりづらいです。
同じレシーブ練習でも打球の速さやテンポ、雰囲気など動画でしか伝えられないことがあるかと思います。
また学生のチームだけでなくVリーグのチームも特集してほしいです。
個人的には学生No1チームである早稲田大学がどのような練習をしているのかを見てみたいです。
トップ選手によるプレーのコツ(実演をまじえて)
トッププレーヤーはプレー中にどんなことを考えて、判断しているのかや難しいプレーのコツを実演をまじえながら解説する動画の配信。
ブロック2枚、3枚の時のスパイクの対応、奥へのスパイクの打ち方、レシーブのポジショニング、ライト側のトスの上げ方などなどトッププレイヤーが当たり前にやっていることを言語化してアウトプットすることは非常に有益だと思います。
高度なプレーに挑戦
やべっちFCのコーナーの1つにあったトッププレーヤーがテクニックを披露し、やべっちが挑戦する企画、これのように各選手に難しい技を披露してもらいましょう。
リベロのアタックラインでジャンプトスやツーアタックをバックアタックで打つと見せかけてトスにする等も徐々に日本でも取り入れて、学生も真似するようになりましたが、このような最新のプレーやちょっとした小技を披露してほしいですね。
最後に
月バレの販売部数が更に伸びて、「バレー雑誌って儲かる!」という状況を作り上げ、他にも雑誌が創刊され、バレー界が盛り上がるようになればいいなと思います。
そのためにも月バレがもっと魅力的になっていくことに期待しています。