Vリーグのライセンスの件でゴタゴタがありました。
ライセンスの説明は以下をどうぞ。
今回のことの発端はS1ライセンスを持っていないチーム(GSS東京サンビームス)がV2の2位、S1ライセンスを持っているチーム(JAぎふリオレーナ)が3位となったためにV1との入れ替え戦が開催されないという事象です(女子のV2)。
それにより一部からV2で2位になったGSS東京サンビームスのチーム、選手に非難の声があがっているようです。
個人的には今の制度である以上誰も悪くないと思っています。
もし誰かを悪者にしたいのであれば以下のような関係者が悪者でしょうか。
ファン
もともとこのようなことがありえる制度だったことが明白だったにも関わらず、今更になって文句を言いだした。
ライセンスは10月に発表されており、その際には特にそのようなコメントはなかったように感じている。
結果が出てからコメントをいうことはGSSが2位になることを想定していなかったことと同義であり、それはあまりにチームに失礼である。
V2で2位になったチームスタッフ(GSS)
2位になるほどの実力をもっていながらS1ライセンスを獲得するほどの運営力がなかった。
またS1の申請をしたもののダメだったのか、そもそもS2維持のみ申請していたのかという情報発信が不足していた。
V2で3位以下になったチーム
S1のライセンスを持てるほどの運営母体がありながら結果を出せなかった。
機構
制度に改善の余地がないのか、もっと適切な情報発信が出来なかったのか、ライセンス発表のタイミングは今のままでいいかの、ライセンスの検討プロセス・基準に問題はないのか等、考える点は多くある。
最後に
少なくとも2位になったGSSの選手たちは何も悪くないと思います。
またチーム運営にはコスト(金、人等)がかなりかかることは間違いないのでやみくもに上位ライセンスを発行するのは得策ではないと思います。
しかし、各チームが当たり前のように上位ライセンスを申請しているのか、そのあたりが不明瞭なのが疑問です。
全チームが本気でV1にあがろうとしているのか、それがリーグが更に活性化するための
1つの条件だと思います。