京大卒・元Vリーガーのバレーボールつぶやき

Vリーグで4年間バレーボールしていました(東京ヴェルディ・千葉ゼルバ). 1987年生まれの194センチで、大学は工学部で土木が専門でした。 得意なプレーはブロックで、V3でブロック賞の受賞経験ありです。 社会人になった当初はクラブチームでバレーしていました。 バレーボールを中心に思ったことつぶやきます。

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ミドルブロッカー必見・ブロックにおけるマークの仕方・考え方

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【中級者・ミドルブロッカー必見】ブロックにおけるマークの仕方・考え方

 

今回は高校生~大学生でそこまで強豪校ではなく、ブロックについてあまり指導を受けたことがない人向けに書いています。

 

リードブロックやコミットブロックなど手法がありますが、結局どうしたらいいのという人も多くいると思いますので、少しでも参考になればと思います。

 

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自己紹介

 

中学の終わりにバレーを始め、中学の間はミドルブロッカーでした。

 

高校はそれなりに強豪校でしたがサイドに転向したため、ミドルブロッカーとしての考え方みたいなのは全く身につかなかったです。

 

大学3年の夏に先輩が引退したことでミドルブロッカーがいなくなり、チームのトータル戦力を考えて転向しました。

(関西3部に所属していました)

 

ブロックについて教えてくれる人もおらずほぼ独学で考えながらやってきました。

 

結果的に地域リーグでもV3でもブロック賞をとれたので、独学でも多少当たっている部分もあると思います。

 

 

ブロックの役割

 

どうしても止めることに目がいってしまうブロックですがそれだけが役割ではありません。

 

ワンタッチをとること、スパイクコースを限定してレシーブしやすくすること、スパイカーの視界に入りミスを誘発すること。

 

このいずれもがブロックの役割です。

 

帳票も見ても表示されない部分あるため、わかりにくいかもしれませんが、この役割を果たすために色々なシステムが考えられています。

 

 

コミットブロックとリードブロックとは

 

こちらの記事に丁寧に解説がありますのでご覧ください。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201708190003-spnavi

 

ものすごく簡単に言うと以下の通りです。

リードブロック:トスがあがったところに跳ぶ

コミットブロック:トスがあがるところを予測して跳ぶ

 

いま世界基準では4枚攻撃が当たり前になっているためそちらに対応するために

まずサーブで攻めて、なるべく攻撃枚数を減らし、リードブロックで対応するというのが主流になっています。

 

但し、データ的に傾向がある場合にはコミットブロックを使用するケースもあります。

 

 

リードとコミットの間を求めて

 

悩むシーン

 

よくこのようなシーンがありました。

自分はミドルブロッカーです。

相手は3枚攻撃でエースで決定力のあるレフト、打数は少ないがきちんと打ってくるライト、打数は少なく決定力もそこまでないミドル。

 

ここのようなシーンで悩むことがあります。

レフトは決定力があるから1枚にはできない。

ライトはあがったらきちんと打ってくるためマークは外せない。

ミドルはほぼマークしなくてもいいが、とはいえブロック0枚では決められてしまう。

 

 

リードとコミットを使うと以下のパターンが考えられます。

 

レフトにコミット:ミドルブを0枚にしていいのか

ミドルにコミット:レフトを1枚にしていいのか

リード:打数、決定力に差のあるミドルとレフトを同じ程度マークする必要があるのか

 

いずれのパターンでも悩みが発生します。

 

 

マークする割合を考える

 

先ほどの問いがコミットでもリードでも解決しないのは以下が理由です。

 

・相手のスパイカー間に実力にかなりの差がある(トップレベルではあまりない)

・リードブロックは全てのスパイカーを同じ割合(33:33:33)でマークするシステムである

・コミットブロックは100:0でマークする人を決めるシステムである

 

トップレベルであれば、どのスパイカーも決定力がありますが、自分が所属していた大学3部リーグですと、

正直スパイカー間の実力差がかなりありました。

 

ですので自分なりに以下のようにブロックを考えていました。

 

自分はミドルです。

相手はレフトとライトの2枚攻撃で打数の割合がレフト:ライト=70%:30%

自分がブロックに参加できなかった時の決定率がレフト60%、ライト40%

 

この場合自分が全くブロックしないとすると

レフトにトスがあがって決める確率 42%

ライトにトスがあがって決める確率 12%

となります。

 

この2つの決める割合を比較すると

レフト:ライト=77:23

程度になります。

 

これがマークする割合になります。

 

 

ブロックの意識

 

マークする割合をどう使うのかですが、

リードブロックであれば50:50

コミットであれば100:0

であるようにこの割合を77:23とします。

 

具体的にはレフトに対してはきちっとブロックを跳べる意識、状態にしながら、

ライトにあがっても遅れながら跳ぶということになります。

 

決定力のあるレフトにきちっと跳ぶことでたとえ止められなくてもスパイクコースを限定する役割を果たし、

ライトに遅れてでも跳ぶことでワンタッチを狙いにいきます。

 

 

最後に

 

マークの割合はシチュエーション(Aキャッチからのコンビ、Bキャッチからのコンビ、ラリー中、試合序盤or終盤)によって異なってきます。

自分なりに相手の試合を見ながら分析してみてください。

自分もチームにアナリストがいたことがないため、自分自身で考えてブロックをしていました。。

 

またミドルにとってはブロックの移動の速さはマストのスキルになります。

そのスキルアップは日々磨いてください。

ちなみに自分は完璧に跳べないシーンも想定して遅れた時の手の出し方も練習してたりしました。

 

工夫の余地はあるかと思いますので是非色々と試行錯誤してみてください。

 

 

www.so-san.com